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お骨の扱い
2018/07/05
最近、お葬式をなされないご遺族が増えているそうです。
何故お葬式をしないのでしょうか。
お金の問題、それともお葬式をするほどの関係ではなかった。
いろいろ想像できますが、お骨の扱いまで考えられていない方も多いようです。
色々な考えがあるとは思いますが、私自身はお葬式とは、お別れを通して出会いを確認する時間だと考えています。
先日もご依頼があり伺ったのは誰もいない葬儀ホール。
お一人での葬儀との事。詳細は書けませんが、ご遺族は想像以上にご苦労をされたそうです。
その後、一通りお話をして翌日の葬儀の準備に戻りました。
葬儀と言っても斎場のお釜の前での一巻お勤めをしただけです。
お勤め(読経)中は泣かれていました。
ご苦労が思い出になった瞬間です。
大切な事は、お亡くなりになった方よりも、残されて生きていく方々です。
命や当り前の儚さや脆さを確認するのがお葬式です。
最近ではすっかりカルトと言われている方々が増えてしまいました。
いつの間にか人生をつかむようになり、自分の努力が死後の世界までも通用すると勘違いされている方が増えてきた証です。
もしくは自分で考える事をしなくなった証とも言えます。
大切な事は、お葬式を通してご遺族が命を確認することです。
ご縁を確認することなのです。
仏教にはお亡くなりになった方を仏としてみる世界が広がっています。
何時でも構いません。
ご興味のある方はご遠慮なくご連絡ください。
私なりに精一杯お話しさせて頂きます。