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お参りの季節
2018/07/10
愛知県では梅雨が明け本格的な夏が来ました。
今日も空には大きな入道雲が立ち上がり、遠方の山間部では夕立がいつ降り出してもおかしくない景色が見えました。
夏になりと、お化けや心霊物のテレビも増えてくるのではないでしょうか。
お釈迦様は死後の事を尋ねられた時には、何も言わずお答えにならなかったそうです。
死後の事は死んでからでなければ分からない。
これが答えだと思いいます。
お釈迦様が悟ったのは縁起であり、生まれて、老いて、病んで、死ぬ事に対してのおはたらきに気が付いたのであり、何か特別な力を手に入れたとか、スーパーマンになったのでではありません。
縁の中で命が始まり、その縁が私という命を作り上げ、今ここに私が存在している。
だからこそ、私という存在が大切で尊いのだと宣言されたのです。
それが天上天下唯我独尊です。
私というのは、皆さんも私ですので、全部の命が尊いという事であり、自分以外はどうでもいいという事ではありません。
自分さえよければ良いのであれば、自由すれば良いですが、心の落ち着くところはありません。
命の支え合いが見えたときに、心が安心できるのです。
心の安心を頂くという事は、単に自己都合での安心ではありません。
自分が自己都合の中に身を置き、いつの間にか見失ってしまった支えられている世界を確認すること。
具体的には何をするかといえば、お参りをして支えられてきた過去をもう一度見つめ直して、今を生きる事だと思います。
愛知県西尾市の福正寺にはお参りが出来る、お内仏(お仏壇)タイプのお納骨堂があります。
是非、ご遺骨のお扱いで悩まれている方も遠慮なくご連絡ください。