嫉妬の力で自分を磨こう
嫉妬の力で自分を磨こう
私が若いころには、ほとんど巷では触れる事が無かったテクノロジーの一つに、携帯電話があります。
その携帯電話がいつの間にか進化して、スマホになりました。
①発信社会
スマホの発明により多くのアプリケーションが生まれ、ＳＮＳと呼ばれる発信力のある仕組みができました。
その結果、受け身で情報を待つ時代から、自らが情報を発信する時代になりました。
スマホを使う人の総てがテレビ局であり、新聞社であり、トレンド雑誌の編集者の時代に変化して、早いもので１０年以上の月日が流れました。
東北での大震災や河川の氾濫など、日本国内の出来事だけでなく、海外での事件までも、リアルタイムで状況を知る事ができる、有難い時代になりました。
また、安否情報も発信できる事から、非常事態時などでは、かなり重宝されるテクノロジーである事は、間違いないと考えます。
②使い方に問題
しかし、平時と呼ばれる日常で使うときには、社会の役に立つというよりも、どちらかと言えば、後ろ向きの使い方が目につきます。
時に人を傷つけるなどの、負の側面が表に出てきやすい様にもなりました。
有名人や著名人、タレントの方などは頻繁に発信を行い、一生懸命に存在アピールをして、お仕事に活用しています。
かたや、そういう人達を陥れる事で自分の存在をアピールする人も出てきました。
最近では、暴露系ユーチューバーという人までも出てきました。
③残念な人
私から見れば、自分に能力は無いが、縁あった能力のある人達の足を引っ張る事くらいは出来る程度の人にしか見えません。
それでも、それなりに需要があるようです。
人の事を暴露して、何の得があるのか私には分かりません。
ユーチューバーと呼ばれている以上、ユーチューブでの宣伝が付いてお金が入るかもしれません。
しかし、そんな事をいつまでもグーグルの倫理が許すとは、私には思えません。
実際に、毎年ユーチューブの内容規制も厳しくなっています。
④大切な事
人として生きる中において社会では、いろいろな決まりごとがあります。
これらは、法律であったり、宗教的な道徳であったりします。
この類の物は、古くから続いている物もあり、時に古臭いと軽くあしらう人もいます。
ただし、それなりに昔からの英知が詰まっている事もあるので、私はそういう物事は粗末にはしない方が良いと考えています。
⑤花咲かじいさん
昔話に「花咲かじいさん」という、お話があります。
隣の繁栄を羨む夫婦のお話です。
隣の繫栄を羨む老夫婦が、うまい事言っている老夫婦と同じようにするのですが、何をしても上手くいかず、結果的に最後は殺されてしまいます。
世の中とは同じように努力をしても、うまくいく人と、そうでない人が生まれます。
⑥人柄
その答えは意外と簡単だと思います。
人柄がよく、表でも裏でもきちんとしている人が、最後は残ります。
人柄の具体的な定義はわかりませんが、自分だけでなく、周囲の人も高いレベルに引き上げる事ができる人だと私は思います。
逆に結果が出せない人とは、自分だけ良ければ良い、という自己中心的な人であり、一緒に居ても、それ以上の成長や発展が望めない人だと思います。
⑦資本主義
資本主義社会では、成長ができて、初めて次の物事へ、進むことができます。
次の無い人に、はなさかじいさんの様な成功は、かなり難しいと思います。
表現を変えれば、自分を磨く事が、成功へ近づく、一番の近道かもしれません。
⑧重要な妬み力
大切な事ですが、人の成功を羨む事は、決して悪い事ではありません。
その羨む心を、自分磨きに向けるのか、他人を引きずり下ろす事にむけるのかで、未来は大きく変わります。
自分磨きをする人は、どこまでも自分のできる事に注力するので、効率よく自分が磨けます。
好循環が生まれ、更に良い結果を生み出す可能性が、高くなります。
逆に、他人の足を引っ張る事に注力すれば、他人の事に注力する分、時間だけが無駄に過ぎます。
⑨まとめ 人生は短い
人生は意外に短いです。
世界に一つだけの花の歌詞に有る様に、
自分の花を咲かせる事だけに一生懸命になればいい。
本当に、これにつきると思います。