吉野家
吉野家
先日、出たついでにお昼をいただこうと、吉野家さんに立ちよりました。
①すごい店員さん
午後二時すぎに寄ったので空いてはいましたが、それでも、お客様が絶える事は無く、常に人の出入りがある状態でした。
驚いたのは、空いているとはいえ、絶え間ないお客様の対応を、一人で行っていた事です。
つまり、受注、厨房作業、レジ、配膳と片付け迄です。
②私には無理
私自身も販売経験が少しはあるので、自分一人で出来るかどうかと、ついつい想像してしまいました。
私の出した結論は、一人であの店員さんのように、総ての作業をこなす事できない、でした。
どう、ひいき目に見ても、かなりすごい店員さんだと思いました。
③シャブ
吉野家さんといえば、先だって役員の方の「生娘シャブ漬」発言があり、ひと時ネットを騒がせていました。
彼の発言は、授業の中での発言であり、極めて一部の発言内容であり、授業全体を見ていない以上あれこれ言う事は私にはできません。
また、その授業に参加していない以上は、無責任な攻撃発言に相当すると思うので、する気持ちもありません。
ただ、経歴を聞くと、それなりの経験を積んだ優秀な方の発言だけに、勿体無い気がしました。
④攻める吉野家
吉野家さんでは、今回の生娘シャブ漬の前には、どんぶり名前印刷事件もありました。
悪い内容は広がるのが早いのですが、個人的には最近の吉野家さんは、すごく前向きに攻めるイメージで、事を進めているのだと思います。
それだけに、現場の負担と事務局の発想から生まれる感覚差が、大きくなっているのかもしれません。
⑤一心同体
お店は事務局の発信した情報や仕組みで、売り上げが大きく左右されるものなので、事務局の発信は現場にとっては、とても大切な事だと思います。
しかし、事務局がいくら素晴らしい情報を発信しても、現場での対応が出来なければ、意味がありません。
そして、現場がどれだけ素晴らしい接客や店舗運営をしていても、事務局の発信におかしな内容があれば、それも意味がありません。
現場と事務局は常に一心同体だと思います。
それは、吉野家さんだけではなく、我々も同じだと思います。
⑥マックジョブ
私たちは、物事を判断するときに、難易度で判断をします。
しかし、どの物事も難易度に関係なく粗末に対応すれば、総てがダメになります。
アメリカでは誰でも簡単にできる仕事の事を「マックジョブ」と呼ぶそうです。
これは、マクドナルドの店員を表現しているそうです。
私は、マクドナルドで働いた事はありませんが、私の様な人間でも簡単に、あれだけの作業ができるのであれば、逆にその仕組みはかなりすごい仕組みだと思います。
個人的にマックの仕組みは、非常に興味があるので、盗めるものなら盗みたいです。
⑦入り口
事務局は会社が多いので、大方、入社試験があります。
片や店舗には入社試験はほとんど無く、店頭のポスター募集がほとんどです。
この事が、マックジョブと呼ばれるお仕事を見下すような人を、多く生み出しているのかもしれません。
ただし現実には、かなり厳しい訓練や研修が必要な物ばかりです。
⑧一部の人
他人の事をあれこれ言うのは簡単ですが、先ずは自分がそれらをきちんとできるか、しっかりと見つめてから発言すべきだと思います。
今回、偶然寄った吉野家さんの、一人で総てをこなす店員さんを見た時に、事務局がいくら素晴らしい仕組みを現場に提供していても、心の無い一部の人の行為が、多くのこれまでの積み上げを壊す可能性を感じました。
まとめ 美味しかった
自分がどの様な立場でも、それはたまたま縁があっただけで、その縁が終われば、その立場は総て消える事は忘れてはいけない気がしました。
追記 吉野家さんの親子丼美味しかったです。
写真は牛丼