幸せは自分で決める
幸せは自分で決める
我々の好きな言葉の一つに、幸せと言う言葉があります。
忌み嫌われる対義語として、不幸せと呼ばれる、言葉もあります。
①なぜ幸せ
ここで考えたいのですが、幸せな人はなぜ幸せに、なれるのでしょうか。
多くの人たちは、自分の努力や周りの方々の支えなど、いろいろな表現をしてくると思います。
②なぜ不幸せ
しかし不幸せに関しては、身から出た錆という言葉はあるにしても、自分のせいで不幸せになるとは、なかなか表現が難しいと思います。
不幸せに対しても多くの場合が、誰かのせいだとか、外的な要因に不幸せの原因を求めると思います。
③都合による
人が幸せか不幸せを決める際に、自己都合を合わせて幸・不幸を判断する人が多いと思います。
大切な要素ですが、物事と言うのは具体性があるので、本来であれば幸せと言う表現ではなく「成功」もしくは「失敗」と表現することが適切な表現ではないでしょうか。
現実には、成功と言う言葉と幸せと言う言葉がどこかで混ざってしまい、区別ができなくなっている。
それが私たちの、実際の姿だと思います。
お金があるから幸せ。
学歴が高いから幸せ。
名誉があるから肩書があるから幸せ。
これらのものは全て図ることができるものばかりです。
この様に具体的に比べることや、見ることができる事は、「幸せ」という表現ではなく、「成功」と言う表現が適切の様に思います。
④成功
夢が叶う理想が叶う理想に近づく、そういった時にはやはり心の高ぶりがあります。
心の高ぶりが成功と言う言葉を超えて、幸せと言う言葉が先にやってくるのかも、しれません。
しかし、成功を考えた時には、それらの物は全て獲た物であり、失うものばかりです。
それらは、自分がどこかで失う物、もしくは誰かと比べて優劣を感じる物ばかりです。
⑤瞬間
幸せとは一人一人が作り上げて往く。
また自分で決めて往く物なので、誰かと比べたりする事はできません。
当然、量る事もできませんので、誰かと比べる様な物でもなく、自分がそう感じるその瞬間に、そこで決まるものです。
⑥難しい
しかし、幸福を手に入れると言う事は、とても難しいことです。
それは評価基準が外には無く、自分の中で決めて往くため、全てを自分で決めなければいけないからです。
自分が決めると言う事は、ある意味では自由であり、同時に満足を獲る事ができます。
しかし、自分で決めた以上、頼る物も自分しかなく、常に何らかの責任を自分で取る覚悟も、求められます。
⑦弱い存在
人とは弱い生き物です。
だからこそ責任をとって、自分の幸せと決めると言う事は、非常に勇気が要る事になります。
神様仏様、教祖様が決めるのではないのです。
自分で決めるしかありません。
まとめ 勇気のご褒美
勇気をもって自分で決めた幸せは、ご褒美として、誰からも邪魔をされることがありません。
だから自分が幸せと決めれば、それで自分らしく生きて往ける事はできます。
もしかしたら、一番簡潔で最も難しい事、それが幸せを決める事なのかもしれません。